
焼き付き防止とスムーズに挿入するために、2本のアクスルシャフトを交互に使用します。
インパクトレンチのソケットは、最初はチームのツールボックスに入っていたFLAG製を使っていましたが、
締め込んだ際にソケットとアクスルシャフトの頭が噛み込んでしまって工具が抜けなくなることが練習中に一度ありましたので、
前後輪共にスナップオン製に変更しました。
私はフロント担当だったのですが、試しに個人的に持ち込んでいたKTCのインパクト用ソケットと比べてみたところ、
明らかにスナップオンよりもKTCの方がガタが少なかったのでこちらを使うことにしました。
後輪用のサイズは持っていなかったのでスナップオンのままです。
決勝レース中、KTCを使ったフロントは何の問題もありませんでしたが、
リヤのスナップオンはスムーズにアクスルシャフトから外れず、インパクトレンチからソケットが外れてコロコロと転がってしまい、
オフィシャルから注意を受けたことが1度ありました。
インパクトレンチは、チームが用意していたスナップオンの電動インパクトを使いましたが、これが少々非力でして。
もう少しハイパワーな物かエアインパクトを使えば抜き差しで1秒くらいはタイム短縮できたのではないかと思います。

アクスルシャフトの締め付けトルクチェック。
2本のアクスルシャフトと4本のホイール全ての組み合わせでチェックします。
アクスルにマーキングしておいて規定トルクで締め付け、4本ともだいたい同じ位置に来ればOK。
インパクトでダダダッとマークの位置まで締め込めば狙ったトルクで締められることになります。
なのですが、1本だけ大きくマークの位置がずれるホイールがありましたので、それは使わないことにしました。

前後全てのホイールをチェックチェック。
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